国際共同シンポジウム@北海道大学&Zoom
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「作業療法や作業科学の分野では、社会やコミュニティの構造がどのように私たちの健康や作業に影響を与えるかについて、長年にわたり多くの議論が交わされてきました。しかし、具体的に我々が孤独や孤立の問題においてどのように社会に貢献できるかの模索は始まったばかりです。このシンポジウムでは、多様なアイデンティティと社会的課題が交差する現代において、これらの問題がもたらす影響に焦点を当て、新たな包摂的なアプローチを提案します。
私たち、高齢者の孤独・孤立問題に取り組む髙島と、精神障害者の孤独・孤立問題に取り組む星野は、科学的根拠を基に、作業療法と作業科学が社会的公正と包摂をどのように推進できるかを模索する場を設けました。
このシンポジウムでは、5カ国から16名の専門家がスピーカーとして参加します。学術の枠を超えて、実践者、行政等の関係機関、そして一般市民と協働し、より公正で健康的な社会の構築に向けた具体的な方法を共に考える機会を提供します。皆さまの参加が、この重要な議論に新たな視点をもたらし、理解を深める一助となることを心より期待しています。」